主な保育士の書類作成業務とは?

主な保育士の書類作成業務とは?

保育士になる前は、その日実習した内容を実習日誌として記録しないといけません。
しかし、保育士になると実習日誌ではなく、月案や週案、子ども達の個人記録など様々な書類を作成しなければいけなくなります。

 

書類の形式・提出期限などは園によって異なりますが、一例としてご覧ください。

 

月案

月案というのは、クラスの月の生活だったり保育士が子どもにどう指導していくかをまとめることをいいます。
月案は前の月の末には提出しておかなければいけません。

 

私が保育士をしている時に書いていた月案は、生活へのねらいや配慮などを細かく鉛筆でビッシリと書き主任の許可を得る所からでした。
チェックをされてもし書き直す部分があれば再提出をするといった形をとっていました。

 

書き直し部分が無ければボールペンで上からなぞる作業をして消しゴムで綺麗に鉛筆の痕を消し、自分の印鑑を押して主任の先生に提出しました。
すると主任の印鑑をもらうことができ、その後主任から園長先生に提出します。

 

園長先生の印鑑が貰えると、月案作成が修了します。
書き直しや、ボールペンでの清書書きはとてもつらかったですし、下書きだけでも2時間はかかっていたので月案を書くのは苦手でした。

 

週案

来週の園生活で何をするのかどういったねらいがあるのかを考え週案を書きます。先程の月案で考えたねらいを週でどう活動させるのかを具体化して計画を立てていく指導案になります。

 

週案は具体的に考えることができるので、実践的でもあります。私の園は、「週案会議」というものが水曜日のお昼休みにありました。

 

その週案会議は、クラスの代表の先生が1人園長室に出て話す会議です。どのクラスがどんな活動をするのかを1クラスごとに発表し、他のクラスにも知ることができるように週案会議があります。

 

そして、週案会議の他に連絡事項や今伝えておきたいことなどがある先生はその場で話します。会議が終わると、臨時の先生にも伝え共有します。

 

日案

私の保育園は日案はありませんでした。園によってはあるようなので、様々です。
ただでさえ書類が多いのに日案まで書くとなると、保育士は相当辛いと思います。

 

個人記録

未満児に個人記録というものがあります。
何時に寝て何時に起きたのか、食事はどれぐらい食べたのか、今日1日の生活でどんなことができたのか、またはどんな遊びをしていたのかなどを毎日書かなければいけませんでした。
毎日の個人記録を書くのは正職員しか書けなかったので、30枚近くある個人記録を2人で半分しながら記録していましたが、本当に毎日書類で追われていました。

 

最後に

実習生の時は実習日誌を書くのがつらいと思っていましたが、保育士になるともっと大変な記録や指導案などを書かなければいけないので大変です。
保育よりも書類作成が多い気がします。

 

その他にも行事に関する書類やクラスだよりなどもあります。

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